03-5879-3883
0120-900-647(繋がらない場合)

東京都江戸川区一之江8-13-9 FRONT4階

問診票
ダウンロード

糖尿病内科

糖尿病内科とは

糖尿病内科のイメージ画像

当診療科は、主に糖尿病に罹患されている患者様や糖尿病予備群であるとの指摘を受けた方を対象としています。

糖尿病の診断をつけるための検査は、主に血液検査となります。採血によって血糖値やHbA1cの数値を計測し、それら数値を確認していくのですが、糖尿病と診断される具体的な数値につきましては、以下の通りです。

  1. 早朝空腹時血糖値が126mg/dL以上、もしくは75gOGTTの2時間値が200mg/dL以上、あるいは随時血糖値が200mg/dL以上の場合
  2. HbA1c値が6.5%以上の場合

※①と②、ともに数値が上回っていることが確認されると糖尿病と診断されます。また①か②、どちらかのみ該当する場合は「糖尿病型」と判定され、再検査となります。その結果、やはり①と②のどちらかだけ該当する場合は、糖尿病と診断されます。

糖尿病とは

血液中には、ブドウ糖(血糖)と呼ばれる脳などのエネルギー源となる物質が含まれています。このブドウ糖は細胞に取り込まれることでエネルギーとなっていくわけですが、その際に膵臓のβ細胞で作られるホルモンの一種であるインスリンの分泌が不可欠になります。そのため、このインスリンが何らかの原因によって作用不足を起こしてしまうと細胞に取り込まれずに血液中でダブつくようになって、血糖値(血液中に含まれるブドウ糖の濃度)は上昇するようになります。

そもそも血糖値は、健康な方であっても食事をすることで上昇するわけですが、インスリンが分泌されることで、元の数値(平常時の状態)に戻るようになります。これが正常に分泌されないと血糖値は慢性的に上昇したままとなって、糖尿病を発症するという流れになります。

1型糖尿病と2型糖尿病

なおインスリンが正常に分泌されない状態というのは、大きく2つあると言われています。ひとつは1型糖尿病と呼ばれるもので、これはインスリンを作成する膵臓のβ細胞が、自己免疫反応などによって破壊されてしまい、ほぼ分泌されていない状態を言います。若い世代によく見受けられるタイプです(中高年世代でも発症することはあります)。もう一方は、日本人の全糖尿病患者様の95%以上を占めるとされる2型糖尿病です。この場合、日頃からの乱れた生活習慣(肥満、過食、不規則な食生活、運動不足、喫煙、多量の飲酒、ストレス など)が積み重なることで発症します。そのため、中高年世代で発症することが大半です。

ちなみに1型、2型以外にも他の病気(肝疾患、膵外分泌疾患、甲状腺機能亢進症などの内分泌疾患 など)が引き金になって発症する二次性糖尿病、妊娠中の女性は高血糖状態になりやすいことから診断される妊娠糖尿病(糖尿病を発症していなくても診断されることが少なくありません)もあります。

主な症状について

糖尿病は発症したとしても、初期から自覚症状がみられることはありません。そのため病状を進行させやすくなるのですが、その間も血管は損傷を受け続けているので、放置が続けば、血管障害が起きるなどして、様々な合併症(ある病気に伴って起きる別の病気)を発症するようになります。とくに細小血管がダメージを受けやすく、同血管が集中する網膜、腎臓、末梢神経でみられる、糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害は、糖尿病三大合併症と呼ばれています。また、太い血管につきましても動脈硬化を起こしやすいことから、脳血管障害(脳梗塞、脳出血 など)や虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)といった重篤な病気を発症するリスクも高くなります。

ちなみに糖尿病は病状がある程度まで進行すると、頻尿・多尿、異常にのどが渇く、全身の倦怠感、食欲はあるものの体重が減少するといった症状がみられるようになります。心当たりがあれば一度ご受診ください。

治療について

治療に関してですが、糖尿病のタイプによって内容はそれぞれ異なります。

1型糖尿病の患者様は、インスリンがほぼ分泌されていませんので、体外よりインスリンを補充していきます(インスリン療法)。一口にインスリン療法と言いましても、インスリン頻回注射療法や持続皮下インスリン注入療法など、種類があるわけですが一般的に行われるのが前者です。インスリン頻回注射療法の場合、朝・昼・晩の食事前と就寝前の1日4回の注射(インスリン注入)が必要となります。そのため、ご自宅などで自己注射を行うということになります。

一方、2型糖尿病の患者様では、膵臓が疲弊している状態なので、インスリンはいくらか分泌されています。そのため、まず生活習慣の改善(食事療法、運動療法)から始めていきます。食事療法としては、適正とされるエネルギー量を摂取する(食べ過ぎない)。栄養バランスの良い食事に努める(食品交換表を活用する、1日3食を規則正しくとる、糖質や脂肪の量を減らす)などしていきます。また運動をすることはインスリンの働きを改善させる効果があることから、これも取り入れるようにします。運動量に関してはハードにする必要はなく、息が弾む程度の有酸素運動(1回30分ほどの軽度なジョギング)でも効果はみられるようになります。

上記だけでは血糖値のコントロールが困難と医師が判断すれば、経口血糖降下薬による薬物療法も併せて行っていきます。それでも改善しなければ、1型糖尿病の治療と同様にインスリン療法となります。
※現在のところ、当院では1型糖尿病の診療は行っておりません

診療内容
内科 循環器内科 糖尿病内科
院 長
福江 光倫
住 所
〒132-0024
東京都江戸川区一之江8-13-9 FRONT4階
TEL
03-5879-3883
0120-900-647(繋がらない場合)
最寄駅
都営新宿線一之江駅 徒歩1分
福江院長 山口副院長 福江院長・山口副院長
受付時間…午前 8:45~12:00 午後 14:15~17:30
休診…土曜午後、日曜午後、祝日
診療時間
9:00~12:00
14:30~17:30