男性更年期障害(LOH症候群)
男性更年期障害(LOH症候群)とは

男性更年期障害(LOH症候群)とは男性ホルモン(テストステロン)の減少により、やる気が出ない、よく眠れない、ちょっとしたことでイライラするなどの症状のことです。
更年期障害と聞くと女性特有の病気というイメージがありますが、30~40代以降の男性に生じることもあり、LOH(late-onset hypogonadism)症候群ともいわれます。
男性ホルモンが加齢により徐々に減少したり、重度のストレスや環境の急激な変化により起こります。おもな症状としては全身がだるい、集中力が続かない、なんとなく不安を感じる、性欲が減少したなどがあります。
男性更年期障害の主な症状
- 不安
- イライラ
- 集中力の低下
- 疲労感
- 頭痛
- 耳鳴り
- 不眠
- うつ
- 性欲の減少
- ほてり、発汗
- めまい
- 頻尿
男性更年期障害の主な症状
男性更年期障害の診断・治療のため、まずは問診と血液検査を行います。
血液検査で血中の遊離テストステロンが低値の場合、男性更年期障害と診断されます。
男性更年期障害と診断された場合、患者様の症状や体調にあわせ男性ホルモン補充療法、漢方薬、生活療法を行います。
※検査費用は7,000円(初回のみ自費診療)。
- 男性ホルモン補充療法(現在はメーカーの薬剤出荷調整で行っておりません)
不足した男性ホルモンを注射、飲み薬、軟膏などにより体内に取り入れます。 - 漢方薬
ホルモン補充を行っても改善しない場合、補中益気湯、八味地黄丸、十全大補湯などの漢方薬を処方します。 - 生活療法
ダイエットや運動、健康的な食生活、十分な睡眠などにより成長ホルモンと男性ホルモンの分泌を促します。